創業当時「管理業」という業種はまだ確立されていない時代でした。
手探りでの中で苦労したのが昨日の様です。
令和を迎えて時代の節目を強烈に感じている今日この頃です。
日本はまさしく人口減少を迎え待った無しの決断を迫られ、
フローからストックへとシフトしいわゆる所有から利用の転換期であります。
私どもの管理業の成熟を迎えようとしているとも言えるでしょう。
2022年6月に成立した「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」もあって賃貸住宅管理業も任意の登録制から国土交通大臣の登録義務化へと移行していきます。
もちろん宅建同様、賃貸不動産経営管理士の配置も義務付けられます。
賃貸不動産経営管理士の国家資格化も実現するでしょう。
まさしく、賃貸管理業は今後社会的位置づけをもって1つの業種として
成熟していかなければなりません。
この業界30年ほど経験しておりますが、どこまでが管理業の範疇なのか?
どのサービスが入居者とオーナーに必要なのかを模索してきた感じがします。
法整備によって曖昧だった部分は明確になっていくとは思いますが、
価値観が多様化していく中で管理サービスの充実をどの様に図っていくかをさらに
考えていく必要があります。
まだまだ発展途上ではありますが今後更にアップデートしていきたいと思っております。
どうかこれまで以上にご支援賜りますようお願い申し上げます。